酸いも甘いも京の体験

【第29回下鴨納涼古本まつり】森の木陰で運命本と出合う


暑い夏は涼しく快適な部屋に閉じこもり、本でも読んでいたいもの。

だけど、たまには外の空気を吸って太陽の光を浴びなければ…。

でもでも、汗かいたり日焼けしたりするは嫌だしなあ…。

などとウダウダしている間に、結局一歩も部屋から出ないまま一日が終わる。

そんな日々を過ごしているあなた!(というか、まさに私!)

良いお祭りがあるんですよ。

その名も、「下鴨納涼古本まつり」。

毎年8/11~16に催されるこのお祭りは、京都の古書店からなる京都古書研究会が主催する古本の即売会。

春・夏・秋とそれぞれ開催されるのですが、夏の古本まつりは左京区にある下鴨神社で開催されるのが定番となっています。

糺(ただす)の森に青々としげった木々の下はとても涼しく、別の世界へ足を踏み入れたかのよう。

そこへずらりと並べられた本の一冊一冊を手に取って、じっくりと眺めつつ、とろとろと歩を進めていきます。

「もしかしたらこの本が私の人生を変える一冊になるのかも…」

なぁ~んて、夢想するのもまた一興です。

一期一会の出合いを楽しみましょう。

ところで、古い本を開くと何だか甘い香りがしますよね。

本に使われている紙やインクが長年の間に化学変化を起こし、バニラのような匂いを発するようになるのだそう。

とすると、この古本市に集う文系諸氏はさながら、甘い香りに誘われ黙々と言の葉をかじる「古本の虫」、といったところでしょうか。

…多少クサいことを言っても許されるのです。

なぜならここは古本市ですからね!ロマンを、ロマンを感じてください。

1冊100円の文庫本から高価な画集まで、本の種類は多種多様。

あるため、お店の人にいろいろと聞いてみるのもいいかもしれません。

興味の趣くまま、自分の勘を頼りに、運命の一冊を見つけてください。

本以外にも、古い写真やかわいい雑貨などさまざまな物が並びます。

また、日替わりで子ども向けの紙芝居や出し物が披露されることも。

イベントの日時については、京都古書研究会のブログやツイッターを確認してから行くと見逃しがありません。

他にも、掘り出し物情報などがキャッチできるので、要チェックです!

ひととおり物色し終わったあとは、下鴨神社の本殿奥にある御手洗(みたらし)池で涼を取るのがオススメ!

7月にある「御手洗祭」が終わった後も、夏の間は御手洗池に足を浸すことができるのです。

池の水はちょっとびっくりするほどの冷たさで、歩き疲れた足もクールダウン。

大きめのタオルか、手ぬぐいを持参すると役に立ちますよ。

さて、最後に今回の戦利品をご紹介。

古本界ではお馴染み(?)、保育社のカラーブックス。

カラー写真をふんだんに使用した文庫サイズの雑学本です。

ビニールのブックカバーがかけられた、レトロでおしゃれな見た目に惹かれて購入。

あと、単純においしそうだったから…ね!(笑)

よ~し、本も手に入れたし、また部屋にこもって読書再開だ~!

…ん?これって本末転倒なんじゃ…?

イベント情報

下鴨納涼古本まつり

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この記事を書いた人

はりはり

ライター

はりはり

京都在住。並みの文系です。銭湯が大好き。

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