おいしいもん倶楽部

【漬け野菜 isoism】手塩をかけて育てた野菜こそ料理の要!


京都駅を散策した帰り、リド飲食街の向かいに新しいお店が出来ているのを発見しました!
漬物に目がない椿屋としては、「こじゃれた漬物店でも出来たのかしら?」と気が気でない。
よくよく見てみれば、看板には24時クローズの文字。
なら、酒場か?とばかりに、「じじばば」の後に寄ってみました。

そっと扉を開けてみれば、溌剌とした「いらっしゃいませ!」と賑やかな店内の空気に、「これは期待できるかも」とにやり。
入口すぐのカウンターに陣取って、メニューを眺める前に隣にずらりと並ぶ漬け野菜たちに早くもうっとり。
伝統の漬物技法にとらわれず、どうにも自由なレシピで色とりどりの野菜が漬けられているのです。

たとえば、茄子は出し醤油で、セロリはオレンジで。
わたしが気になったのは、茗荷たっぷりの豚肉と山芋がかかったオクラ。
どちらもあっさりと、でもしっかりと野菜の味が楽しめ、「これは野菜がええな!」としみじみしていたら、なんと存じ上げているオーナーさんがフロアに!!
そう、実はここ、五十棲農園の野菜を自慢とするiso.coの新店だったのです。

「五十棲」を筆頭に、「おにかい」「五十家」「五十松」とすでに市内に4店舗を構え、自家農園で採れた新鮮な季節の京野菜などを、蒸したり焼いたりワインに合わせたりと、コンセプトごとに素敵なアレンジをしてくれるハズレのない酒場揃い。
ちなみに、野菜だけじゃ物足りない場合は好きな数だけ巻いてくれる「だし巻き」も無視できません。

そして、シメは「土鍋で炊き込みごはん」。
この日は、旬の味覚の甘くてしゃきしゃきなとうもろこしでした。
鮮度が命の野菜たちを、手をかけすぎずより美味しく。
これって、簡単なようで難しいこと。

意外とグルメ難民になりやすい京都駅エリアにこのお店の出現はうれしい限り!
京都駅まではゆっくり歩いても徒歩10分もあれば十分。
旅の最後とを締めくくるにはもちろん、旅や出張から帰ってきたときの1杯にも対応可能な心強い1軒になりそうです。

施設情報

漬け野菜 isoism

創作料理

漬け野菜 isoism

この記事を書いた人

椿屋 山田涼子

文筆・講師

椿屋 山田涼子

京都は西陣にある長屋に暮らし、書籍に埋もれ、美酒美食を愛し、映画や着物に散財しながら、取材をしたり文章書いたり国語を教えたり。映画・演劇好きが嵩じて、レビューサイト「椿屋劇場」をオープン。支配人として年間150本以上の鑑賞を行う。

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