社寺さんぽ

【松尾大社】お酒の神様と今日から始める「日本酒で乾杯」


阪急電車「松尾大社」の改札を出ると目に飛び込んでくる大鳥居…の横にある巨大な「とっくり」2本。
この巨大「とっくり」が物語るように、ここ松尾大社には「お酒の神様」である大山咋神(おおやまくいのかみ)が祭られています。
日本酒はほとんど口にしたことがないコラム担当/よしけい、息子(未成年)をお伴に松尾大社を訪れました。

本殿に向かうまでの敷地に松尾大社とお酒との関わりを学べる「お酒の資料館」があります。
新酒ができたことを知らせる「杉玉」も資料館の前に吊るされています。

「ご自由にお座りください」と書かれた大きな桶は撮影スポット。
自由すぎる息子は、あらぬ方向を見て座っていましたが…。

資料館では、お酒ができるまでの行程や、神事に使われる酒器などが展示されています。
館内はとても綺麗でトイレも併設。しかも入場無料。
訪れた日は9月とはいえ、まだまだ蒸し暑い晩夏の京都。
子連れのコラム担当/よしけいにとっては、絶好の休憩スポットとなりました。

境内に足を踏み入れると、一ノ井川という川のほとりに生い茂る「山吹」に気づきます。
松尾大社は、関西一の「山吹」の名所としても知られており、4月から5月初旬には、境内に植えられた約3000株の山吹が黄色い花を咲かせます。
2016年度は4月10日から5月5日まで“山吹まつり”が行われていました。

松尾大社では、太古、大神様が保津川を遡るとき、急な流れでは「鯉」に、穏やかな流れは「亀」の背に乗って進んだと伝えられ、亀と鯉は神様の使いとして崇められています。

神様が背に乗るには少し小ぶりな、水槽で飼うにはかなり大ぶりな、手水舎の「亀」。
亀型の手水舎は全国でもいくつかありますが、こちらの亀は甲羅も立派でリアルな感じです。

手水舎の手前には、その背を撫でると長寿の御利益を授けてくれるという「撫で亀さん」があります。
撫でやすいように?なのか、撫でられ過ぎたのか?
こちらの亀の甲羅は、なで肩(甲羅)でした。

松尾大社の亀は、ありがたいご利益が受けられるだけでなくとっても実用的!
本殿の奥、「磐座(いわくら)」と呼ばれる元々、社殿祭祀以前に松尾大社の祭神が祀られていた神聖な場所に神泉「亀の井」があります。

京都の名水のひとつ「亀の井」から湧き出る水。
松尾大社が「酒の神様」たる所以は、この水を醸造のときに混ぜると酒が腐らないといわれることに由来します。

水が「命」というお酒にも使われるほどの美味しい水を市民が放っておく訳もなく。
コラム担当/よしけいが訪れた時も、2リットルのペットボトル4本に満タン補充する人の姿が見られました。

松尾大社を紹介するうえで絶対に外すことができないのがこの「樽うらない」。
「お酒の神様」と「占い」がコラボするとこのような感じになるんですね。

社務所にて300円を支払い、2本の弓矢をゲット。
矢を的である樽のなかに命中させれば、大当たり「大吉」です。

1本目。
力の入れ加減がわからずまったく飛ぶこともなく落下。

なんでも自分でやりたい病の息子(2歳)と一緒に2本目。
1本目よりは勢いよく弧を描き、樽のすぐ上を直撃するも、ハズレの「あまり福」でした。
社務所にて結果を知らせると可愛らしい福亀がもらえます。

日本酒で乾杯 in 松尾大社

京都市では清酒の普及を促進するため「日本酒での乾杯」が条例で定められています。
宴会の席では、「とりあえずビール。」が定石ですが、京都では一杯目から日本酒で乾杯をしよう!というもの。
そんな中、お酒の神様「松尾大社」では、来る10月1日「第一回 日本酒で乾杯 in 松尾大社」というイベントが開催されます。
実は、日本酒に熱い京都。
京都でお酒を飲むときは、「日本酒で乾杯」を習慣化していきませんか?

日本酒で乾杯 in 松尾大社

施設情報

松尾大社

神社

松尾大社
  • 京都市西京区嵐山宮町3
  • 075-871-5016
  • 平日・土曜 9:00~16:00
    日曜・祝日 9:00~16:30
  • http://www.matsunoo.or.jp/

この記事を書いた人

よしけい

コラム担当

よしけい

京都生まれ京都育ち。京都で就職、京都で結婚。京都検定2級取得。日々、マイペースな息子に育てられる一児の母。

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