社寺さんぽ

【糺の森】緑に水、広がる空。自然を満喫する森と川へ。【下鴨神社】


下鴨神社への参拝と切っても切り離せないのが「糺の森」。
ジョギングやウォーキング、犬の散歩、通勤・通学の自転車でたくさんの人が利用する周辺住民の憩いの場として愛されています。
季節や時間帯によって濃淡さまざまな緑が繁り、手軽に森林浴が楽しめて山育ちの椿屋としてはお気に入りの場所でもあるのです。
早朝の清々しい空気、雨上がりの土いきれ、蝉しぐれ、秋の虫の音……何はなくとも、不思議と落ち着ける自然の力を感じるスポットです。

ここ糺の森では、葵祭を筆頭に初夏には「蛍火の茶会」や「御手洗祭」、また、掘り出しものを目当てに多くの人が訪れる「古本まつり」に加えて、今夏には初めての試みとして「糺の森の光の祭」といったイベントも開催。
京ならではのうだるような暑さに辟易する夏の早朝、納涼にはもってこいです。
ちなみに、下鴨神社では年間たくさんの挙式も行われているため美しい緑や朱塗りの鳥居に映える花嫁さんを見ることもできます。

糺の森の入口左手には、美の神様を祀る「河合神社」もあります。
写真の鏡絵馬は、辻が自らのメイク道具で化粧を施したもの。
さすが絵描き、別嬪な仕上がり!
外見的な美しさはもちろん、それにも勝る内面的な美を願う絵馬が境内にはずらりと並んでいます。
それぞれに個性があふれんばかり、眺めていても愉快です。
さて、辻の祈りははたして叶えられるのかしら。

糺の森を訪れた際に欠かせないのが、みたらし団子。
五体を表す1串5個のみたらし団子は、元は厄除けの身代わり人形で、その発祥はもちろん、下鴨神社の境内にある御手洗池。
鎌倉時代まで遡ります。
後醍醐天皇が清めのためにこの池の水をすくったところ、大きな泡がひとつ浮かび、少し後に4つの泡がぷくぷくと浮かび上がり、それを人に見立てて団子にしたのが起源だと伝わっているのです。
下鴨神社そばの「加茂みたらし茶屋」では、当時のまま5つの団子が刺さった由緒正しいみたらし団子がいただけます。
テイクアウトも可能ですが、ぜひ出来たてを召し上がれ。

市バスにしろ京阪電車にしろ、帰りは出町柳までのんびり歩いて京都の学生たちがBBQの場所取りに全力を注ぐ「鴨川デルタ」へ寄り道を。
出町柳の橋の下、三角州になっているところを京都の人はこう呼びます。
『鴨川ホルモー』をはじめ、人気アニメ「けいおん!」や「有頂天家族」など京都を舞台にした多くの作品にも登場する有名スポットです。
亀や千鳥の形をした飛び石も、日常的に利用する川を渡る手段。
地味に楽しいので(笑)、一度渡ってみてください!

施設情報

下鴨神社

神社

下鴨神社・糺ノ森

この記事を書いた人

ことり会

フリーランスな女子3人ユニット

ことり会

ことり会とは、ライターである小春(1児の母)と椿屋(兼高校講師)、イラストレーターの辻ヒロミというフリーランス女子3人が結成した「もっと京都を知ろう!」という集い。歴史を学び、素敵な場所に行き、おいしい料理を食し、かいらしいものを愛でる会です。会の名前は、初回の「ごはん食べ」で小春がふたりに贈った小鳥から。

関連記事

人気記事ランキング

まだデータがありません。

読みもの

特集

Menu