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【あじき路地】作家たちが暮らす名物長屋で素敵な出会いを


六道珍皇寺から徒歩10分弱のところに、作家さんたちがものづくりをしながら暮らす歴史ある町家長屋があります。

その名も「あじき路地」!大家の安食さんの名に由来する路地で、現在は10人のアーティストが暮らしています。

実は、ことり会もあじき路地のおかあさん(=大家さん)と浅からぬご縁を頂戴しているのです。

10周年を記念して2015年春に発売された「あじき路地で暮らす。」という本の編集・執筆を、ことり会ライター部がすべて請け負わせていただき、1年以上かけて路地に通って取材を重ねてきました。

おかあさんが「子供たち」と称する店子の住まいは、住居兼店舗。

ものづくりを行うアトリエでもあります。

長年、土日祝のみの営業でしたが、昨年からドライフラワー専門店「Blow in house(ブロー イン ハウス)」が平日にもオープンし、その名のとおり日曜日のみの限定店だった「日曜日のパン屋」が平日も数量限定で多彩なパンを販売しているのです。

この路地、テレビや雑誌のロケ地としても引っ張りだこで、「路地恋花」という漫画(現在、続編「小路花唄」が連載中)や「初恋料理教室」という小説のモデルとなったことでも知られる名物路地。

そして、それ以上に有名なのが、店子たちが慕う「おかあさん」です。

子供たちに羽ばたいて欲しいという強い想いから、深い愛情を持って彼らの成長を見守り続けています。

それは住人である面子だけでなく、週末のみ入口すぐの南2で営業するシルバーアクセサリー、つづれ織りや革小物などの作家さんにも向けられています。

近所の人から愛されるパン屋を営むフランス人パン職人ヴィンセントさんも、おかあさんの人柄に惚れて路地に店舗を構えているひとり。

おかあさんは、ここのデニッシュが大好物。自宅用はもちろん、差し入れとしても買い込んでおられます。

取材の日も、三味線職人の野中氏のために、あれこれと物色されてました。ボロボロで放置されていた長屋の再生に乗り出したのが13年前。

たくさんの人が新たな住人となっては卒業していきました。

いまの店舗は、北側手前から焼き菓子店「Maison de Kuuu(メゾン ド クウ)、照明作家のアトリエ「月あかり」、ビンテージのパーツをアレンジしたアクセサリーを提案する「オリオンの小箱」、オーダーメイドの帽子店「evo-see(エボシ)」、オリジナルの革製品を取り扱う「ierib(イエリブ)」、繊細な作品を生み出す切り絵工房「望月」、そして華やかなブーケが人気の「Blow in house」、南側奥には極彩色の世界観で知られる絵師ユニット「だるま商店」(訪問不可)も。

多彩なメンバーが揃っているので、存分に楽しめるスポットです!

施設情報

あじき路地

エリア

あじき路地
  • 京都市東山区大黒町松原下ル2丁目山城町284
  • 【Blow in house】075-533-6356/12:00~18:00/不定休
  • 【日曜日のパン屋】075-746-3080/10:00~売切れ御免/水曜休
  • ※その他、営業時間・定休日は店舗によって異なります。

この記事を書いた人

ことり会

フリーランスな女子3人ユニット

ことり会

ことり会とは、ライターである江角悠子(2児の母)と椿屋こと山田涼子(兼国語講師)、イラストレーターの辻ヒロミというフリーランス女子3人が結成した「もっと京都を知ろう!」という集い。歴史を学び、素敵な場所に行き、おいしい料理を食し、かいらしいものを愛でる会です。会の名前は、初回の「ごはん食べ」で小春がふたりに贈った小鳥モチーフの雑貨から。

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