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【蜂蜜専門店ドラート】世界中から集められた黄金色の蜂蜜が並ぶ


西陣の観光名所にもなっている路地・三上長屋の中にあるお店が「蜂蜜専門店ドラート」です。隠れ家のような路地の奥、しかも町家の中にお店がオープンしたのは12年前。もともとオーナーがこの独特の雰囲気を持つ空間を気に入って、ほの暗くどこか神秘的なこの空間に蜂蜜を並べてはどうかと思い付き、当時としてはまだ珍しかった、蜂蜜だけを扱う専門店として始まったのだそう。

西陣の住宅街、石畳が続く小さな路地を見つけたら、ちょっとだけ探検するような気持ちで奥へと進んでみてください。レトロな照明が灯る、温かな雰囲気のお店が見つかります。昔ながらの京町家、そしてガラス越しにはずらりと並ぶ蜂蜜の瓶。どことなくノスタルジックな空気感に惹かれます。

店内は瓶に入った蜂蜜がずらり。海外から取り寄せたもの、国産のものなど、内容が入れ代わりつつも常時40~50種が並んでいるそう。同じ蜂蜜でもこんなにも色が違うのかというほど、濃淡さまざまな蜂蜜。「インドやイタリア、遠くはアフリカ、エチオピアなど、ときにはオーナー自ら現地の生産者さんに会いに行って取り寄せたものもあります」と店長の花岡茜さん。一つ一つ蜂蜜の特徴が丁寧に書かれ、読むほどに興味をそそられます。「お店に置いている蜂蜜はどれも砂糖や保存料などは無添加、自然に採れた純粋な花の蜜だけの蜂蜜なんですよ」。

お店では気になった蜂蜜を試食させてもらうことも可能。わたくし小春が説明を聞いてまず気になったのが、コーヒーの花から採取したという蜂蜜。「甘さの中に少しだけエスプレッソのような苦味や酸味が感じられるんですよ」と花岡さんに教えてもらい舐めてみると、…確かに! あとからほんのり苦味が感じられます。インド産の蜂蜜は干しブドウを食べたときのような味わい、台湾のアボカドの花の蜜から取れた蜂蜜は、パッションフルーツのような南国らしい華やかな甘さが感じられるなど、それぞれに奥深く豊かな個性が感じられます。

蜂蜜を試食しながら「これはヨーグルトにかけて、こちらはパンに塗って、これなら砂糖代わりに料理に使っても…」などなど、花岡さんがいろいろな提案をしてくれるので、あれもこれも欲しくなってしまいます。蜂蜜は少量から買える小瓶タイプもあり、いろいろ試してみたい人は人気の5種が入ったドラートセットがおすすめ。そのほか、オリジナルのトートバックや、陶器で使い勝手の良さそうな蜂蜜入れといった小物もあり。

「蜂蜜には糖分だけではなくミネラルも含まれていて、消化するときに砂糖に比べて胃腸の負担にもならず、持続性のあるエネルギー源になるんですよ」などなど、蜂蜜について花岡さんにいろいろ教えてもらったら何だかすっかり蜂蜜ファンになって、この日はアボカドの蜂蜜を購入、お店を後にしたのでした。

施設情報

蜂蜜専門店ドラート京都西陣本

蜂蜜専門店

蜂蜜専門店ドラート京都西陣本
  • 京都市上京区大宮通五辻上ル西入ル紋屋町323
  • 075-411-5101
  • 13:00~18:00(木曜日定休)
  • http://www.dorato.net/

この記事を書いた人

ことり会

フリーランスな女子3人ユニット

ことり会

ことり会とは、ライターである江角悠子(2児の母)と椿屋こと山田涼子(兼国語講師)、イラストレーターの辻ヒロミというフリーランス女子3人が結成した「もっと京都を知ろう!」という集い。歴史を学び、素敵な場所に行き、おいしい料理を食し、かいらしいものを愛でる会です。会の名前は、初回の「ごはん食べ」で小春がふたりに贈った小鳥モチーフの雑貨から。

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