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【宮川町】花街文化を求めて、石畳が続く宮川町界隈へ


六道珍皇寺があるのは、京都五花街(ごかがい)のうちの一つ、宮川町からほど近いエリア。

五花街とは、京都市内にある5つの花街を総称していったもので、どこの花街にも舞妓さんや芸妓さんがいて、彼女たちを抱える置屋さん、芸舞妓さんたちを呼んで食事ができるお茶屋さんがあります。それぞれに歴史や成り立ちが異なり、軒先に吊るされた提灯の文様もまた異なります。

宮川町の提灯の文様は「三つ輪」。

これは社寺・町家・花街の三者を表していると言われています。

京都らしい風情ある石畳が続くこの辺りを散策していると、運がよければお稽古やお座敷へ行く舞妓さん、芸妓さんに出会えることも。

また毎年8月1日には花街の芸舞妓さんが芸事のお師匠さんやお茶屋さんに挨拶に回る「八朔(はっさく)」という行事があり、出合えるチャンスは大!

とっておきのショットを狙ったアマチュアカメラマンさんたちも数多く見られます。

ちなみに芸妓さんがカツラなのとは違って、舞妓さんは全部地毛で髪を結っています。

京都では舞妓さんに変身できるスタジオも人気で、実は私も数年前に一度経験済み…(笑) きれいな格好にしてもらえる楽しみはもちろん、白塗りのお化粧するのは時間がかかって案外大変だなとか、カツラ重いな…などなど、体験してみて初めて分かることもいろいろあって、文化を知る意味でも、とてもいい経験となりました。

通りを歩いていると、細い路地の奥にひっそりとカフェやお土産店があったりして、意外な発見があるのもこのエリアを散策する楽しみの一つ。

中でも「裏具」という文具店は、和の中にモダンなテイストを感じさせるデザインで、お気に入りの一軒です。元はお茶屋さんだったという建物をリノベーションした素敵空間も楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。

宮川町歌舞練場では、舞妓さんや芸妓さんが日頃のお稽古の成果を披露する場として、毎年4月に「京おどり」、10月には「みずゑ会」が催されます。

一度「ことり会」メンバーで「京おどり」に訪れたことがあるのですが、大勢の舞妓さんや芸妓さんが舞台に勢ぞろい、美しい舞を披露してくれる舞台はとっても華やか!

お気に入りの舞妓さんを見つけて愛でるという楽しみを知ったのでした。

夏場には歌舞練場横で芸舞妓さんがもてなしてくれるビアガーデンも開かれていますよ。

これが1時間半5000円でフリードリンクお弁当付きと、意外にお手頃価格。

花街といえば一見さんお断り、ちょっとハードルの高そうなイメージもあるかもしれませんが、折々に開かれるイベントに参加して「深く知ってみる」というのも面白いかもしれません。

施設情報

宮川町

エリア

宮川町
  • 京都市東山区に位置しており、宮川筋二丁目から六丁目までが花街である。

この記事を書いた人

ことり会

フリーランスな女子3人ユニット

ことり会

ことり会とは、ライターである江角悠子(2児の母)と椿屋こと山田涼子(兼国語講師)、イラストレーターの辻ヒロミというフリーランス女子3人が結成した「もっと京都を知ろう!」という集い。歴史を学び、素敵な場所に行き、おいしい料理を食し、かいらしいものを愛でる会です。会の名前は、初回の「ごはん食べ」で小春がふたりに贈った小鳥モチーフの雑貨から。

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