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【やまじょう】嵯峨の地にて丁寧に漬けられる野菜たち


JR嵯峨嵐山駅から大覚寺に向って自転車を走らせ、丸太町通を越えてすぐのところに「やまじょう」はあります。

京都に数多ある漬物屋の中でも、ここは1店舗のみの営業でこじんまりと「嵯峨漬物」を作り続ける地元密着型の漬物店。

季節や天候はもちろん仕入れた野菜の状態によっても日々漬け込み具合が変わるため、全ての工程を手作業で行います。

だからどうしても大量生産が叶わずいまやまじょうの商品が買えるのは京都ではここ以外にありません。

嵯峨野菜を中心に、季節ごと、最も美味しいと思われる国内産地の野菜を使って、安全かつ安心な商品を提供されています。

店内で流れ出ている愛宕山伏流水は野菜や調理器具を洗うためにも使われているお水。

また、商品ラインナップで特徴的なのが、柚子を使った商品の豊富さ。

柚子の名産地として知られる嵯峨水尾の柚子を仕入れ、その皮を漬物「柚子香香」に使用するのはもちろんのこと、残った果実部分や果汁を余すことなく利用してオリジナルの果実酒や飴なども作っているのです!

柚子好きの椿屋、もちろんお酒は即購入(笑)

水尾産の柚子は香りが高く、上品な味わいなのが魅力。

さっぱりと仕立てられた漬物たちは食べだすと止まりません。

それ以外にも、定番の大根や白菜や瓜といった素材から小松菜や菜の花や茄子など嵯峨産の野菜はもちろん、まるごと1個漬けたトマトや柚子といった珍しいものまで。

また、京都らしいすぐき、しば漬け、壬生菜なども人気で、漬け方も、浅漬、中漬、深漬、糠漬、瀬戸川漬……と多彩。

お店イチオシの「手切り大根」は、独特の歯応えと柚子の風味が絶妙な逸品で、酒肴にもってこい。

ちなみに、トマトはサラダ感覚で食べられて女性に人気なのも頷けるさっぱりとした漬かり具合でした。

多彩な商品の数々に目移りしていたら、「どうぞこちらで、ご自由にご試食ください」とご店主。

なんと!レジ横のカウンターでは、気になる商品をいくつでも自由に食べることができるのです。

専用の器にそれぞれ3種類ずつ選んで、さらには柚子酒もカップに注ぎ、いそいそと座ればお茶まで振る舞ってくださる至れり尽くせり状態。

スタッフさんにあれこれ質問しながら、味見しては、感想を言い合い、みんな揃ってお買い上げ。

さらには自由に組み合わせを選べるギフトセットもあり、これまた漬物に目がない実家の両親へ送ったのでした。

買って帰った漬物はどれも美味しく、ビールやワインと一緒にひとりでペロリといただいてしまいました。

やまじょうの漬物のためだけに、早くもまた嵯峨へ行きたくなっている今日この頃なのです。

施設情報

やまじょう

京つけもの

やまじょう

この記事を書いた人

ことり会

フリーランスな女子3人ユニット

ことり会

ことり会とは、ライターである小春(1児の母)と椿屋(兼高校講師)、イラストレーターの辻ヒロミというフリーランス女子3人が結成した「もっと京都を知ろう!」という集い。歴史を学び、素敵な場所に行き、おいしい料理を食し、かいらしいものを愛でる会です。会の名前は、初回の「ごはん食べ」で小春がふたりに贈った小鳥から。

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