おいしいもん倶楽部

【京菜味のむら】カジュアルに選んで楽しむ「おばんざい」


京都の代表的な料理のひとつ「おばんざい」。
いわゆる京都で、日常的に食べられているお惣菜のことです。漢字では、「お番菜」、「お晩菜」、「お万菜」と書きます。「番茶」や「番傘」のように、「番」には普段使いという意味があります。気取らず、カジュアルに楽しめるのが魅力です。

2015年6月にオープンした当初から、萩野が密かに?通うお店がこちら。三条烏丸から徒歩5分ほどにある「京菜味のむら」さん。伏見にある会社で、冷凍食品のお惣菜やおせち料理の製造をされており、そのアンテナショップとして初出店されました。
店内は、木のぬくもりが感じられる、優しい色合いでまとめられていて、ホッとします。

奥には坪庭があります。萩野はこの周囲のカウンターの席がお気に入り。お庭を見ているだけで、なんだか心が和みます。季節によって、生花は変えられているようです。どちらも1月に撮影したものなのですが、こういうちょっとしたおもてなし感も、京都らしくて素敵ですね。

ショーケースにおばんざいの小鉢が10種類以上もずらり。しかも、温かいものと冷たいものとあるんです。通常の「おばんざいセット」では、この小鉢6種とご飯、味噌汁がついて800円! 小鉢はこのショーケースの中から、どれでも好きなものを選べます。
ご飯は、白ご飯と雑穀米が選べて、ご飯はおかわりもできちゃうんです。
忙しくて時間のない時でも、待たずにすぐ食べられるのでとっても助かります。

この日選んだのは、左上から順に (冷)大根ときのこのあっさり煮、青梗菜とサーモンの和え物、京菜と海老のブランサラダ(温)鶏肉の香味ソース、豚肉とにんにくの芽の炒め物、黒豆がんもの炊き合わせ、青いお皿が冷たいもの、赤いお皿が温かいものになっていてわかりやすい。
萩野はいつも、温冷3つずつ注文します。中身もそうですが、彩りも考えながら選ぶのも楽しいです。ご飯はたいてい雑穀です。
しかもこれ、どの組み合わせにしても、600キロカロリー以下になるように、管理栄養士さんが考えて作られているんですって。メニューはほぼ毎日変わるので、いつ行っても違うメニューがあり、「今日はこれにしてみようかな」と飽きません。

ご飯が本当においしいのです。炊き加減が絶妙! そして煮物は出汁がよく染みて、薄味で上品です。がんもに添えてあるのはインゲン、タケノコ、こんにゃくなのですが、このこんにゃくの色が2色使われていて目を楽しませてくれます。ニクイ演出ですね。

こちらは、別の日に注文した白ご飯。
ツヤッツヤです。ほどよい噛みごたえがあり、じわっと甘みがあります。

こちらも別の日に注文した湯葉丼。
そうなんです、ご飯は追加料金で、湯葉丼にも変更できるんですよ。

お気に入りは、「鶏肉のねぎ塩和え」。メニューにあると必ずチョイス。これをどうしても作ってみたくて、何度か食べて、こんな感じかなと家で作ってみたほど。
おばんざいのレパートリーが少ないので、食べながらお勉強もさせて頂いています。

こちらも、あるとチョイスしてしまう、「餅きんちゃく」。揚げは出汁がしっかりしみていて、餅はとろけるように柔らかいんです。

こちらは気になってチョイスしてみたもので、「の巻ほうれん草」とありました。てっきり魚のすり身のようなもので、ほうれん草を巻いているのかと思ったら・・外側は高野豆腐なんです! とても柔らかくて、滑らかな舌触りでした。彩りもよく、栄養価も高そうだし、真似したくなりますね。

「こんなんじゃ足りない、もっと食べたいっ」というよくばりさんには、「雅御膳」というのがあります。こちらは小鉢12種、湯場丼、味噌汁のセットになっています。
こちらのお店の、さらに嬉しいことは、夜も同じ金額なのです。
「忙しくてお昼を抜いてしまった」
「レトルトで済ませてしまった」
「ちょっと野菜が足りないな・・」
そんな時は、夜にしっかり野菜を取って、体内リセットしてみては?

最後に、店長の間下さん、スタッフさんの素敵な笑顔でお見送り頂きました。
萩野もまたこっそりお邪魔したいと思います。

施設情報

京菜味のむら

おばんざい

京菜味のむら

この記事を書いた人

萩野桂

ライター

萩野桂

京都生まれの京都育ち。詩や小説を綴りつつ、歴史が語る、京の記憶に魅せられて、今日もふらりと歩いています。

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