社寺さんぽ

【野宮神社】源氏物語ゆかりの縁結びの社で祈願


そびえる竹林を抜けたところにある「野宮神社」は良縁、子宝、学問のご利益はもちろん源氏物語の宮としても知られるこじんまりとした神社。
日本最古の鳥居様式として知られる「黒木鳥居」(樹皮がついたままの鳥居のことをそう呼びます)と社を囲む「小柴垣」が平安浪漫を感じさせる場所で、毎年10月には「斎宮行列」が行われる雅な空間です。
斎王群行を再現したこの行列、参加者を一般公募していて女官や騎乗官人などに扮することもできるんですよ!

そもそも野宮は、天皇の代理として伊勢神宮へお仕えする斎王が伊勢へと発つ前に身を清めたところ。
聖地であるこの場所でのそれらの様子は、紫式部の源氏物語「賢木の巻」にて描かれ、王朝の風情にふれることができるところとして古典や歴史が好きな椿屋からすると胸躍るスポット。
物語には描かれていない源氏と六条の御息所との切ない別れの会話なんかを想像して、うっとりします。
境内の右奥には京都随一の美しさと讃えられる苔の庭園もあって、静謐で厳かな空気が流れているのです。

境内左奥あたりにある神石「亀石」をなでながらお祈りをすると、一年以内に願いごとが叶うといわれていて、取材の日は多くの参拝者が行列をつくっていました。
辻と小春もちゃんと並んで、頭や甲羅をさすりながらの祈願。
はてさて、一年以内に願いが成就するのでしょうか??
いまから楽しみです。

また、「亀石」の手前には願いを書いた奉納木を納める場所も。
授与所にて授かった細い木に良縁を祈願する人が絶えません。
縁結びの神「野宮大黒天」のご神徳の高さゆえ、絵馬や御守も人気が高いのはやっぱり縁結び!
とはいえ、ご縁はなにも恋愛だけに限ったことじゃありません。
その他の人間関係やお仕事や住む場所にも「ご縁」は必要。

人気の御守のひとつ「源氏物語旧蹟」は、開運招福のご利益を願うもの。
十二単をまとった美しい女性の意匠で、お土産として大切なひとに贈るのも素敵です。
御守は自分で買うより、誰かに貰う方が願いが叶うと昔からいわれますので、どなたかに運と福を差し上げてみてはいかがでしょう。

施設情報

野宮神社

神社

野宮神社

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ことり会

フリーランスな女子3人ユニット

ことり会

ことり会とは、ライターである小春(1児の母)と椿屋(兼高校講師)、イラストレーターの辻ヒロミというフリーランス女子3人が結成した「もっと京都を知ろう!」という集い。歴史を学び、素敵な場所に行き、おいしい料理を食し、かいらしいものを愛でる会です。会の名前は、初回の「ごはん食べ」で小春がふたりに贈った小鳥から。

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